シラタの部分は赤身に比べ油分が多く柔らかいです。
虫がつきやすいのもシラタ部分です。
※トチの樹だけは例外で、赤身よりシラタ部分が多いほうが良品とされます。
すべてがシラタのトチはシルキータッチと呼ばれるなめらかな手触りで絶品です。
フシは、年月の経過とともに穴や割れの原因となることがあります。
細かいひび割れはいずれ大きな割れの原因にもなります。
通常、一枚板は断裁してから●年以上は乾燥させます。
乾燥が不十分な木はテーブルとして仕上げた後に大きなソリや割れが発生することがあります。
※ISSEIDOで取り扱っている板は、テーブルとして十分な品質のものばかりですのでご安心ください。
一枚板の価格は、樹種、木目の美しさ、フシの有無、サイズなどで決まります。
一般市場での平均的な相場は、畳一帖あたりサイズで30万円前後です。
極端に安い板には注意が必要です。十分な乾燥がされていない等の恐れもあります。
『安い理由』をしっかり確認されることをお勧め致します。
幅広の大きな一枚板は国外産の樹種が比較的お値打ちです。
国外産は温暖な地で短期間に育つものが多いからです。
国産の樹木は育つのに長い年月がかかるので高価なものが多いのです。
ご利用人数や部屋の広さからは上記のような目安となりますが、次のことがらにご注意ください。
ISSEIDOでは、ご購入相談時に極力、部屋の見取り図を拝見してご相談に応じておりますのでお気軽にご相談ください。
ご利用人数 | 部屋の広さ | |
---|---|---|
2人掛け | 1000~mm | 6~8帖 |
4人掛け | 1600~mm | 8~10帖 |
6人掛け | 1800~mm | 10~帖 |
- 椅子を置いたときの壁面までの背面スペースは最低でも900mm以上必要
- 壁面に収納家具等がある場合はさらにスペースを確保する
- その他生活動線の妨げにならないか、念入りにチェック
- 椅子と脚の関係をただしくチェックし、椅子に座ったときにテーブル脚が邪魔にならないか、をチェック
どんな板が最適か?の正解はなく、最終的にはお客様のお好みとなりますが、一般的なアドバイスとしてご参考ください。
木目・年輪がはっきり出ているものは座卓など和風のお部屋に似合います。
木肌がリップルマーク(水流のような模様)のものは洋風に似合います。
ダイニングテーブルなど。
ハイテーブルの場合の板の厚さは50~70mmがお勧めです。
これ以上厚いと少々やぼったく民芸調に見えてしまいます。
また、これ以上薄いと一枚板テーブルとしては品質上のトラブル(ソリ、割れ)が生じやすくなります。
天板がより薄いスタイリッシュさを求める場合は、一枚板テーブルではなくハギ材のテーブルをお勧め致します。
(ISSEIDOでも製作しておりますのでお問い合わせください)
一枚板テーブルの色と床の色味を合わせたほうがよいか?とよく質問をいただきます。
一般的には、床、他の配置家具、窓枠の色などと統一感を持たせたほうがまとまったお部屋になります。
しかし、一枚板テーブルを差し色にして調和を図ることも可能です。
この場合は、一枚板テーブル以外の家具等の色味はある程度統一が必要です。
床/ダークブラウン、選んだテーブル/ナチュラル色(トチ)の場合椅子の座面色を床の色に近い生地にすることで、テーブルが浮いて見えることはなくなります。 さらに、テーブルの上に床、座面の色に近い小物を置くと挟み込みように全体のバランスが良くなります。
テーブルの全体イメージを決める上で、脚のデザインはとても重要です。
ISSEIDOでは、T字脚、箱脚の2種類の形状をご用意しております。
そのほか、お客様のお好みで円柱形の脚やアイアン製、ステンレス製などあらゆる脚のデザインも承ります。
※お客様がデザインしたラフ図面からオーダー脚を製作することも可能です。
シンプルでスッキリした
デザインの脚です。
収納力抜群。
どっしりとした脚なので大きめの
一枚板にお勧めです。
棚の広さを変えることも出来ます。
※ISSEIDOでご購入のお客様のうち、70%程度の方は板と脚を固定しません。
(脚の上に耐震マットを置きテーブルを乗せ安定させます)
※地震が心配な方にはボルトでの固定も承ります。(無料)
※ボルトで天板と脚を固定しない場合は、脚を倒すことでローテーブルとして利用もできます。
また、天板の両面を変えて使用することもできます。